こんにちは。ツバサメです。
ここではイイ”モノ”:Dr.Martens 1461 Abandon 3ホールについて紹介します。
私自身、実際に愛用しているDr.Martensのシューズですが、多くの服装に合わせやすいだけでなく、「育てる」のも楽しい”長く愛用できる”おすすめのシューズです!
早速、紹介していきます。
まず、Dr.Martensとは?
第二次世界大戦中にドイツ軍に属していた軍医”クラウス・マーチン博士”によって考案された「治療中の足のための靴」が発端となった、イギリスに本社を置く靴のブランドです!
Dr.Martensの靴の大きな特徴は
- 空気の層が組み込まれた、足に負担の少ない”エアクッションソール(通称:バウンシングソール)”
- アッパーとソールをつなぐ”黄色いステッチ”
です。
もともとは、労働者階級や警察官といった人たちによって”ワークブーツ”の用途で愛用される存在でした。
ただ、その特徴的なルックスからミュージシャンの間で広まった事を皮切りに、世界的に有名なアーティストや劇中で使用されたことからも、現在では男女問わずファッションアイテムとしての不動の地位を築いています。
そんなDr.Martensは、8ホールのロングブーツを含め、様々なモデルを展開しています。
※ラインナップ詳細はこちら(=公式HP)を参照
そして、そのアイコン的存在「1461 3ホールシューズ」シリーズの中でも、ここでは私が実際に愛用している、リッチで弾力性に優れたシボ加工が施されたレザーを使用した「1461 Abandon 3ホール」(Made in England)に関して、「”イマイチだな”と思う点」「”イイネ!”と思う点」を踏まえて紹介していきます。
1461 Abandon 3ホールの”イマイチだな”と思う点は?
強いて挙げるとしたら、”価格”です。
「1461 Abandon 3ホール」は、(詳細は後述しますが)”Made in England”で素材にも拘られた、特別感あるモデルのため、通常ラインのモデルより価格が高いです。
価格の比較としては、
- 通常モデルの1461は23,000円前後
- Made in Englandの1461 Abandon 3ホールは30,000円前後
上記からも分かる様に、約6,000円〜7,000円程高価なものになります。
30,000円前後とはいえ、後述の「”イイネ!”と思う点」を加味すれば、個人的には「納得かな」と感じてはいますが、同時に「決して安い買い物ではない」とも感じています。
1461 Abandon 3ホールの”イイネ!”と思う点は?
【”イイネ!”と思う点】
- メンテナンス・経年変化を楽しめる
- 柔らかい履き心地
- Made in Englandの特別感
それぞれ、解説していきます。
メンテナンス・経年変化を楽しめる
メンテナンスを重ねるごとに”味”が出やすいレザーを採用しています!
多くのDr.Martensのシューズに使用されている”スムースレザー”ではなく、リッチで弾力性に優れたシボ加工の”タンブルレザー”を採用しており、表面にコーティングがされていないため、クリームが馴染みやすいです!
そのため、メンテナンス時に革の表情が変わることが分かりやすく、メンテナンスがとても楽しいです。
スムースレザーはツヤツヤの表面が特徴ですが、この「1461 Abandon 3ホール」に採用されているレザー表面は下記の様な感じです。
また、この”タンブルレザー”は、スムースレザーよりも履き込んでいくことにより、”味が出やすい”ため、経年変化を楽しむことが出来ます。
革を”育てる”ことが好きな人には、嬉しい点であり、非常におすすめです。
柔らかい履き心地
革質が柔らかいため、履き心地抜群です!
改めて、「1461 Abandon 3ホール」を見てみると下記の通り
重厚感のある見た目ですが、実際は”かなり柔らかい革質”のため、足に対する”馴染み”がとても良いです。
実際、一般的なスムースレザーのものと履き比べてみましたが、やはり「1461 Abandon 3ホール」の方が柔らかく、足に馴染む感覚がありました。
また、Dr.Martensの大きな特徴である”エアクッションソール”とも相まって、長時間歩いても疲労が少ないです。
Made in Englandの特別感
ズバリ、”所有欲”が満たされます!
Dr.Martensの靴は、その多くが「タイ」「ベトナム」「中国」といったアジア諸国の工場で作成されています。
しかし、Dr.Martensゆかりの地であるイギリスの国内にも工場(革靴の聖地「ノーサンプトン」にある工場)が存在し、その工場で作成される革靴を「イングランドモデル」と呼びます。
イングランドモデルは、インソール等に”Made in England”の記載が施される事で明確に区別され、さらに通常ラインのモデルとは素材が変更されたりと、まさに「特別モデル」となっています。
Dr.Martensの本社があり、且つそのルーツと大きな関わりを持つイギリスで作成された”イングランドモデル”(=”Made in England”)はやはり特別感があり、所有欲を満たしてくれます。
以上が、私が感じている「1461 Abandon 3ホールの”イイネ!”と思う点」です。
1461 Abandon 3ホールはどういう人に向いているか?
前述の”イイネ!”と思う点/”イマイチだな”と思う点を加味して、私が考える「1461 Abandon 3ホールが向いている人」は下記の様な人です。
- 抜群の履き心地のDr.Martensを探している人
- Dr.Martensにおいても長年愛用しつつ、経年変化を楽しみたい人
- 人とはあまり被らない特別なDr.Martensが欲しい人
最後に
前述の様に、「1461 Abandon 3ホール」は、履き心地抜群な上に、長年愛用して”育てる”事が出来るDr.Martensです。
メンテナンスによっては一生モノにもなる、とてもオススメの一品です。
この記事を読んで「Dr.Martens、前から気になってたけど、もっと興味深くなった」「この様な特別なDr.Martensがあるのか」「1461 Abandon 3ホール、欲しいな」(=イイネ!)と思ってくださる方が1人でもいらっしゃいましたら、幸いです。
なお、以下では、本記事の関連記事として「大切なレザーアイテムを長く愛用するために必須な”レザーメンテナンス”」について紹介しています。こちらもぜひ併せて読んでみてください。
以上、ツバサメでした!
コメント