【魅力満載】英国王室御用達のクラシックジャケット:Barbour Beaufort

イイ”モノ”

こんにちは。ツバサメです。

ここでは、イイ”モノ”:Barbour Beaufort(ワックスドコットンジャケット)について紹介します。

私自身、古着で状態の良いものを探し、購入後約4年間、特に秋〜冬にかけて愛用していますが、結論から述べると「見た目良し」「機能良し」で愛着がどんどん湧くような、とてもイイ”モノ”です。

この記事は下記の様な”悩み”を持つ人の役に立ちます
  • Barbourのジャケットに興味あるものの、購入するか否か悩んでいる人
  • 多少手間がかかっても、長く愛用できる一生モノのジャケットがほしい人
  • ON/OFF共に使えるかっこよくておしゃれなジャケットを探している人

早速、紹介していきます。

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Barbour(バブアー)とは?

1894年に”ジョン・バブアー”によって、イングランド北東部のサウスシールズで創業されたブランドです!

北海の不順な天候のもと働く水夫・漁師・湾港労働者のために”オイルドクロス”を使用した防水ジャケットを発売したところから、Barbourは始まりました。

創業以来、1974年にエジンバラ公、1982年にエリザベス女王、1987年にはチャールズ皇太子の三者から、英国王室御用達(ロイヤルワラント)の栄誉を授かっています。Barbourは、3つあるロイヤル・ワラントのすべてを保持している数少ない由緒正しきブランドなのです。

Beaufort(ビューフォート)とは?

Barbourの定番アイテムであり、ルーツは狩猟用(ハンティング)ジャケットです!

Barbourには様々なシーンに合わせたジャケットやコートがラインナップとして展開されていますが、”Beaufort”は1982年に登場した”狩猟用(ハンティング)”のミドル丈ジャケットです。

その大きな特徴として、(狩猟用ということもあり)獲った獲物を入れる”Game Pocket”と呼ばれる大きめのポケットが背面に装備されています。(詳細は後述します)

次に、私が実際に使用していて感じる「Beaufortの”イマイチだな”と思う点」「Beaufortの”イイネ!”と思う点」について、紹介していきます。

※私が愛用しているのはPaul Smith別注のBeaufortですが、特徴としてはベースのBeaufortと共通です。(大きく異なる点としては、外側:ツギハギ仕様 / 内側:Paul Smith別注柄 です(下図参照))

通常のBeaufortと異なり、チェックではなくボーダー仕様の内側になっている。

Beaufort(ビューフォート)の”イマイチだな”と思う点

【”イマイチだな”と思う点】

  • ケアの手間が大きい/面倒くさい
  • 価格が高い

それぞれ、解説していきます。

ケアの手間が大きい/面倒くさい

これこそ、Barbourワックスドコットンシリーズの最大のデメリットです・・・!

特に気にする必要がある(=イマイチだなと思う)のは、下記であると感じています。

  • 臭い
  • オイル移り
  • メンテナンス(洗濯・クリーニング)

臭い

独特のオイル臭がします。(クレヨンのような臭い)

特に、”ヴィンテージバブアー”と呼ばれる様な、”年代が古いもの”は上記傾向が顕著である印象です。

※このBarbour独特の臭いが好きな人がいるのも事実。ただ、相当な”通”です。

私も、ヴィンテージバブアーをかつて一着保有していましたが(Borderというモデルでした)、かなり臭いがきつく、手放してしまった経緯があるほどです。。

とはいえ、最近のBarbourは使用されているワックスが改善されているため、ほぼ臭いは気になりません。

「どうしても臭いが気になるな。。。」という方は”現行新品を購入する”、または”ヴィンテージのものに最近のワックスをリプルーフ(再度ワックスを入れ込む作業)する”というのも手かと思います。

オイル移り

Barbourのワックスドコットンシリーズは、染み込ませているワックスの量(≒ワックスの抜け具合)にもよりますが、手触りで”しっとり”しているのが分かります。

そのため、他の衣類へのワックスの”移り”がどうしても発生しがちです。

となると、当然気にする人は多くいるので(お気に入りの服にワックスついたら嫌ですよね)、

「人の多い電車へ乗る時は脱いで、ワックスを染み込ませた面が内側になるようにして持つ」「クローゼットで保管する時は、一枚布をかぶせるかワックス面を内側にしてハンガーにかける」といった気遣いが求められる、少し厄介な一面があります

「少しハードルが高いな」と感じる方は、最近では、”ノンワックス”のBarbourのジャケットがラインナップされている(Beaufortもあります!)ので、そちらから試しに手にとって見るのも良いかと思います。

メンテナンス(洗濯・クリーニング)

日頃のメンテナンスは「ブラッシング」「(固く絞ったスポンジ等での)水拭き」が基本になります。

なお、クリーニングに関しては、基本的には自身で実施することは推奨されていません

専用のワックスを染み込ませたジャケットのクリーニングになる為、その辺の街角のクリーニング屋さんでは対応が困難であるという点も、少し厄介なところです。

「では、どうすれば・・・?」と対応に困ってしまうところですが、Barbour公式においても

「ラヴァレックス社」でのクリーニングを推奨しています。(詳細はこちら(公式HP)

公式推奨のラヴァレックス社では、クリーニング(洗い+リプルーフ)だけでなく、”修繕”も対応してくれます。

使い込んでボロボロになった箇所にあて布を追加することで”ツギハギ”にしたり、”パイピング”したりと、「長く愛用する」ために丁寧に対応してくれます。(そうして、味が出て”自分だけの一着”に育っていきます。)

ケアが面倒くさい上に、維持するには多少コストがかさばってしまうものの、こういったアフターサービスが充実しているのは、嬉しい点かと思います。

価格が高い

2022年9月現在、Beaufort(Waxed Cotton Jacket)は60,500円(税込み)です!

Beaufortに関わらず、Waxed Cottonシリーズは、モデルにもよりますが税込み44,000〜138,000円と決して安くはありません。

正しくメンテナンスすれば一生モノである素晴らしい商品なのですが、少し手が出しづらい価格設定です。

以上が、私が個人的に感じている「Beaufortの”イマイチだな”と思う点」です。

Beaufort(ビューフォート)の”イイネ!”と思う点

【”イイネ!”と思う点】

  • 充実の機能性
  • 長く愛用できる
  • おしゃれ:ON/OFF共に服装にハマる

それぞれ、解説していきます。

充実の機能性

防水性・防寒性・収納すべて必要十分の優れモノです!

”ワックスドコットン”と呼ばれる、専用のワックスを染み込ませたコットン素材を採用している為、とにかく水を弾いてくれます

本国イギリスでは、ルーツである”悪天候での使用”の観点から、未だにレインコート代わりに使う方もいるほどです。

私自身、雨の日に着ることもあったのですが、きちんと防水機能を発揮して雨が染み込むのを防いでくれました。(帰ってからさっとジャケット表面の水滴を拭き取って軽く乾燥させれば、元通りピンピンしています)

また、風もそこまで通さない上に、”ハンドウォーマーポケット”と呼ばれるポケットが手をしっかり温めてくれるので、防寒性にも優れています。

実際のハンドウォーマーポケット。内側に起毛感のあるコットン素材を採用。とにかく温かい。

私自身”末端冷え性”な事もあり、冬場はすぐに手先が冷たくなってしまうのですが(しかも温まりにくい)、このポケットに手を入れておけば、手先もポカポカなためかなり快適です。

さらに、収納性という観点でも、「ポケットのマチが広い」「Game Pocketが大容量」なので、そこまで大きな物を持ち運ばないのであれば、「鞄は不要だな」と感じるほど優れています

実際のポケット(全面部のフラップ付きポケットとGame Pocket)の様子は、下図の様なイメージです。

ジャケット前面部のフラップ付きポケット。マチも広いため、財布等の小物はすっぽり入る。
ジャケット背面のGame Pocket。腰付近一帯が収納スペースになっている。
一つの大きなポケットに対し、左右どちらからもアクセス可能な構成になっている。
Game Pocket入り口。入り口は大きい。Kindleや新聞紙とかも入れられる。また、Barbour専用のジップ採用。
Game Pocket反対側の入口。左右でつながっている。こちらもBarbour専用ジップ採用

長く愛用できる

本国イギリスでは、「長年共にしたBarbourを子供に譲る」といったことが行われる程、メンテナンスをきちんとすれば、10年・20年と着用出来る、一生モノのジャケットです!

Barbourのジャケットは”育てる”ことが醍醐味なジャケットであると私は考えています。

私のBeaufortジャケットはまだまだ育てている途中ですが、色んな人のBarbourを見ていると、

「アタリの出方・オイルの抜け具合・修繕の跡」といったことに関して、本当に一点一様だなと感じています。

ガシガシ着て「壊れる→修繕」を重ねる事でツギハギになっていく様もとてもかっこよく、

「自身の相棒」に育てられるのもBarbourのジャケットの素敵な魅力だと思います。

※有名な話ですが、チャールズ皇太子の何度も修繕を重ねて長年愛用しているBarbourは、特にかっこいいです。

おしゃれ:ON/OFF共に服装にハマる

Beaufortは、スーツの上から来ても良し。さらにカジュアルな服装の上にサッと羽織ってもサマになる万能ジャケットです!

これこそ、”Beaufort”というモデルが「Barbourの定番」の一つに数えられ、多くの人に愛用される大きな要因であると思います。

”お尻がすっぽり隠れる程度の着丈”+”充分な身幅”によって、スーツスタイルで羽織ってもジャケットがはみ出すことはなく、なおかつ変に着膨れすることもなくスッキリとした印象になります。

一方、OFFの時はシャツスタイルで羽織ってもいいですし、スニーカーと合わせたり、中に厚手のニットとかを着てカジュアルに羽織るのもかっこいいです。

非常に万能な為、色んなコーディネートに合わせることが出来るのは、とても嬉しい点です。

「どういった着こなしがあるのか?」と気になった方は、こちら(=Barbour公式HP)を見ていただけると、参考になると思います。

以上が、私が個人的に感じている「Beaufortの”イイネ!”と思う点」です。

Barbour Beaufortが向いている人ってどういう人?

ここまでの”イイネ!”と思う点/”イマイチだな”と思う点を踏まえ、私が考えている「Barbour Beaufortが向いている人」は下記の様な人です!

  • 手間がかかっても、「”一生モノ”を育てる」のが好きな人
  • ON/OFF共に様々なコーディネートで使える、”おしゃれなジャケット”が欲しい人
¥60,500 (2022/09/17 18:27時点 | Amazon調べ)

最後に

「Barbour Beaufort」は一生モノとして”育てる”のが醍醐味の、とてもかっこいいおしゃれなジャケットです。(デニムと少し似ているかもしれません)

この記事を読んで「Beaufort、気になるな」「Barbourっていうブランド、初めて知ったけど面白いな」「Waxed Cottonシリーズ、興味深いな」(=イイネ!)と思っていただける方が1人でもいらっしゃいましたら、幸いです。

なお、Barbour Beaufort同様「”一生モノ”となるオススメアイテム(スタイリングの相性もイイ!)」について、以下の記事で紹介しています。こちらも併せてぜひ読んでみてください。

以上、ツバサメでした!


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