こんにちは。ツバサメです。
ここでは、イイ”モノ”:WILD SWANS PALM(革財布)を紹介します。
”革小物好き”な私が毎日使用しており、その”質感”や”使い勝手”に関して非常に満足度が高く、もはや相棒となっている”極上の革財布”です。
早速、紹介していきます。
WILD SWANS:PALM(パーム)とは?
”WILD SWANS”というブランドのミニ財布の1つ、それがPALM(パーム)です!
「10年後、20年も使い続けて頂けるような物作りをしよう」という想いから、1998年にスタートした日本のブランド、それが”WILD SWANS(ワイルドスワンズ)”です。
※参考:WILD SWANS HP <https://www.wildswans.jp/>
そのWILD SWANSのミニ財布が”PALM(パーム)”です。
カラー展開は、革の種類にもよりけりなのですが、ここでは”サドルプルアップ”という革を用いた”ブラック”カラーのPALMを紹介していきます。
外観正面はこんな感じ。
とても”艷やかで上品”、そしてしっかりとした佇まいの総革財布です。
次に、このPALMの(私が実際に使っていて感じている)「”イマイチだな”と思う点」と「”イイネ!”と思う点」を解説していきます。
PALMの”イマイチだな”と思う点
イマイチだな・・・と思う点は下記です。
【”イマイチだな”と思う点】
- 札室に一万円札が入れづらい
解説していきます。
札室に一万円札が入れづらい
一万円札とほぼ同じ幅の札室なので、入れづらいです・・・
千円札、五千円札は比較的スムーズに出し入れできるのですが、一万円札に関しては、やはり入れる際に引っかかりを感じます。(一旦入れば、出すのはそこまで引っかからないです)
慣れてしまうと、あまりストレスを感じないのですが、最初のうちは戸惑ってしまうかもしれません。
PALMは”小銭入れ”としての色合いが強く、そのコンパクトさを追求したが故の結果であると考えています。
ちなみにですが、このデメリットを解消した”CASA(カーサ)”というモデルも発売されています。
全体的な財布の大きさはあまり変化なく、札室の幅は改善してあるようです。
小銭の収納に関しても、フラップが追加されている事から、小銭にアクセスするまでに1アクション追加で必要な仕様になっています。
自身の使い方に合わせて、「どっちがイイかな」と悩んでみるのもまた楽しいかもしれません。
以上が、私が考える「PALMの”イマイチだな”と思う点」です。
PALMの”イイネ!”と思う点
PALMの”イイネ!”と思う点は下記です。
【”イイネ!”と思う点】
- 安心の”Made in Japan”
- 機動力高めのサイズ感
- 経年変化を楽しみながら、長く愛用できる”上質な革”
それぞれ、解説していきます。
安心の”Made in Japan”
細部のディテールに渡り、かなり丁寧に作り込まれています。
前述の様に、WILD SWANSは「長く使えるアイテム」としてかなり定評があります。
特に、「縫製」「コバの仕上げ」この2つに関しては、パッと見でその技術の高さが伺えます。
実際の”縫製”と”コバ”に関してはこの様な感じです。
作りが甘いと、”縫製”も”コバ”も使用に伴い崩れてきますが、私はWILD SWANSの財布を使って以来、その様な事が起こったことがありません。(別途WAVE(ウェイブ)という長財布も数年使っていますが、そちらも未だに美しいです)
”長く使う”ために、”細部までこだわりを持って作り上げる”という「ものづくりの姿勢」が、とても素敵だと私は感じています。
また、財布自体がしっかりしているだけではなく、WILD SWANSはサポートの点でも充実しています。
銀座を中心とする直営店に持ち込み/郵送することで、メンテナンス/修理といったサポートを受ける事が出来ます。
こういった、サポートが充実している点も、イイ”モノ”を長く使いたい人にとっては大変素敵な点であると思います。
機動力高めのサイズ感
PALM(パーム)は”手のひら”という意味だけあって、手に馴染むサイズ感です!
寸法の目安としては
縦:約8cm, 横:約10cm, マチ:約3cm です。
iPhone 12 miniとのサイズの比較はこの様な感じです。
ご覧の様に、かなりコンパクトなため、ポケットにスッと入れて持ち運び出来ます。
手ぶらで外出ができるため、鞄をわざわざ持つのは面倒くさいという人には、とても嬉しい点です。
コンパクトだとあまり収納できないのでは?と思うかもしれませんが、このコンパクトさでも収納力は十分あります。(参考までに、収納スペースの写真を載せます)
私が使用している限り、目安として
お札:10枚, コイン:10枚, カード:4~5枚(財布背面ポケット含む)
程度であれば普通に入りますし、形が崩れることもありません。
「もっと持ち運びたい!」という方には、適した財布ではなくなってしまうのですが、キャッシュレス化が進んできている昨今、これだけの収納力があれば、多くの人の使用方法をカバーできるのではないかと私は考えています。
実際、私も「長財布でカード類も含めて沢山持ち運びたい!」という考えだったのですが、いざPALMを使ってみると、「本当に持ち運ぶ必要がある財布の中身は少ない」という事に気づきました。
上記の様に、キャッシュレス化が進んでいる昨今、「手ぶらで外に出たい」「念の為キャッシュも多少持ち運びたい」「財布が鞄の中でかさばるのは嫌だ」と考えている人にとってはとても素敵な財布だと思います。
経年変化を楽しみながら、長く愛用できる”上質な革”
WILD SWANSは、”革へのこだわり”がすごいです!
WILD SWANSは様々な種類の革を使用したアイテムを展開しています。
例えば、イングリッシュブライドル、シェルコードバン、クロコダイル・・・など様々です。
今回私が紹介しているPALMに使用されているのは、ベルギーのタンナー:マシュア社の”サドルプルアップ”という革であり、WILD SWANSでは定番の革になります。(最近は供給が減ってきてしまっているみたいです)
この”サドルプルアップ”は、堅牢性・耐久性に優れており、また通常よりオイルを多めに含ませていることから、柔軟性にも優れているという特徴があります。
この特徴+前述の作り込みの素晴らしさ故に、「10年以上ガシガシ使っています!」というWILD SWANSのファンは多いです。
また、コシも強く、使い込めば使い込むほど輝きも増していきます。
自身の使い方によって、革の風合いの変化の仕方は様々であり、その変化を楽しみつつ、自身の相棒として愛着が湧いていくのも革製品の醍醐味の1つであり、とても素敵な点であると私は思います。
以上が、私の考える「PALMの”イイネ!”と思う点」です。
PALMはどういう人に向いているか?
これまでの、イイネ!と思う点/少し残念な点を加味して、私が思う「WILD SWANS PALMが向いている人」は下記の様な人です。
- 上質な革財布が欲しい人
- キャッシュレス化に伴い、必要十分な収納力があるコンパクトなイイ財布が欲しい人
- 経年変化を楽しみながら、長く使える相棒のような財布が欲しい人
- Made in Japanで海外製に負けない素敵な財布が欲しい人
最後に
ここでは、私が大満足で愛用している「WILDSWANS PALM」を紹介しました。
前述のように、WILD SWANS:PALMは、”作り手のこだわり”がきちんと詰まっており、かつ現代にマッチしている「極上の革財布」です。
仕事に、プライベートに、相棒のコンパクト財布を探している方に、とにかくオススメです!
この記事を読んで、「このような財布があったのか」「PALM、自分の使い方にあっていそうだし、気になるなあ」「こんな財布を探していました!」(=イイネ!)と思っていただける方が1人でもいらっしゃいましたら、幸いです。
なお、以下の記事では「大切なレザーアイテムを長持ちさせるための”レザーメンテナンス”」について紹介しています。
こちらもぜひ併せて読んでみてください。
以上、ツバサメでした!
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